10分で読める お金に愛される真・投資術
この記事は与沢翼さんが書いた本「お金に愛される真・投資術」を読んで簡潔にまとめたものになります。
私はこの本を読んですごく良い本だと思ったので、インプットするために書いたものになります。
与沢翼って誰?
投資家兼個人事業主。1982年11月11日、埼玉県秩父市生まれ。ドバイ在住。
早稲田大学社会学部に入学。早大ビジネスプランコンテスト優勝。在学中に企業し年商10億円から倒産・自己破産。
再び企業し「秒速1億円稼ぐ男」としてメディアから注目を集めるが今度は税金滞納がきっかけで資金がショート。負債完済後、日本法人を解散。
2014年シンガポールに移住し結婚。2016年ドバイへ移住。
株、FX、仮想通貨の研究が趣味。債券、保険の長期運用も行う。
タイ、マレーシア、フィリピン、アラブ首長国連邦の4カ国で長期ビザ(または永住権)を取得。
計39戸の不動産を無借金で購入し、所有。
海外に出てからの7年余りで純資産は約80億円(時価)に到る。
危機感を最大化し理想の未来を明確にする
なぜ、私が今も、お金に真剣に向き合うのか。
それは「男は稼ぐのが仕事」という信念に基づいています。
お金を稼ぎ続けるには日々真剣に学んで、たくさんの挑戦をしていくことが大切です。
・稼ぐが先、遊びは後
・常にリスクを想定し、先回りをする
・常識的な理想を常に疑うこと
・強烈な感情を体験することで理想が見えてくる
稼ぐが先、遊びは後
まずはお金を稼いで、周囲も認める結果を残して遊びましょう。
これで人生が楽しいかどうかは本質ではありません。
全ての物事には、守らなければならない順序がある。
生まれて初めて都会でホームレスを見た私は、お金を失うことに対する鮮烈な恐怖心を植え付けられました。
祖母は、「翼、うちだってお金がなくなったら、他人事ではなくなるよ」と言った言葉が頭に焼きついています。
危機感を持つことは、成功への一歩目です。
常にリスクを想定し、先回りをする
会社勤めをしているのに思うように資産ができてないという方は、これから起こりうるあらゆるリスクを想像してみてください。
・あなたの会社は、定年になるまで存在しているのか。
・収入が減った晩年に切り崩していく資産は足りるのでしょうか。
・自分はずっと健康で働けるのか。
最悪の事態が起きてしまったら、慌てて人生を立て直そうと思っても、その時は手遅れです。
結局、最悪の事態が起きようとも起きまいとも、常にリスクを事前に可能な限り想定して、先回りをしながら保険のプランを携えて生きることです。
常識的な理想を常に疑うこと
リスクを想定すると同時に、理想の未来を思い描くことも大切です。
常識には思わぬ危険が潜んでいます。
例えば、ローンを使ったマイホームの購入。
購入するのにいくら低金利とはいえ返済期間が長いため完済までには相当な利息を払うことになりますし、売却する時には経年劣化により資産価値が大幅に下がっている可能性が大きいです。
ローン返済のある人はローン返済のない人に比べ自己投資や金融資産に回せる資本大幅に減ってしまうのです。
現金一括で購入できないものは身分不相応だと考えてください。
人と違った結果を得るためには、周囲の’’当たり前’’に違和感を持ち、同調圧力に屈することなく自分の考え抜いた理想を選び続けることが大切です。
強烈な感情を経験することで、本当の理想が見えてくる
自分自身を大きく変化させていくためには、お金の使い方を見直すことが必要です。
仮に今、10万円が手に入ったとしたらあなたはこのお金を何に使いますか?
もし、いつも通り生活の足しにするというのであればそれは”死に金”と言わざるを得ません。
五感をフルに刺激する経験にお金を使うことは有益な投資(生き金)であると考えます。
・株や仮想通貨を購入して、勉強を始める。
・ブログを開設して、そのネタ集めのために旅行に出かける。
・10万円分の本を買い、半年で読破する。
私(与沢翼)は間違いなく本を購入します。
読書は小さく生んで大きく育てる代表的な使い道です。
新しいことを体験すればするほど、次に何をするべきかは自ずと見えてくるでしょう。
実際の文章を結構省いたりしていますので、本書をご購入されることをオススメします。
断捨離して時間を捻出し、投資環境を整える
将来を劇的に変える活動にコツコツ時間を使うことが、人生における”投資”であると私は考えています。
その上で意識したいのが時間の使い方です。
・時間を捻出することに執念を燃やせ
・断捨離をして心と環境を整える
・理想の未来のために今この瞬間に全力を注ぐ
・今こそ株を始めるべき
時間を捻出することに執念を燃やせ
隙間時間を有効に使うことに執念を燃やす。
もしも私がサラリーマンだったら、今までよりも1〜2時間早く起きて時間を捻出するし、昼休みも休憩時間もぼーっとして過ごすことはないでしょう。
1年、5年、10年と時がたつにつれ、毎日濃密な勉強時間を過ごした人と過ごしてない人では、莫大な差ができていることでしょう。
まずは3週間、時間の使い方を徹底的に矯正してください。
私が時間を作るためにしていることは悩まないこと、蓋を開けてみないと、次は見えてこないのです。
最初は選択に失敗するかもしれません。
失敗と反省を繰り返すほど意思決定の精度(質)が上がり、次第に正しい判断が短時間で多く下せるようになっていきます。
悩む時間が減ることで、あなたの人生には、想像以上にたくさんの時間が生まれます。
断捨離をして心と環境を整える
アリとキリギリスの教訓は原点。
「先に遊び呆けて後で衰退の道を歩むよりも、先に努力をして後で存分に楽したい」
断捨離することの例
・円滑に事務処理ができるようパソコンの内部環境を整えること。特に重要なのがブックマークを増やさないこと。
・自分本位な要件でしか連絡してこない友人からの連絡を全てブロックすること。理由は、シンプルに返信の時間が無駄だからです。
時間は有限。限りある時間を何に配分するか、その優先順位を間違えないことは、成功のための不可欠な条件です。
理想の未来のために、今この瞬間に全力を注ぐ
大切なのは、「いつかこうなりたい」という憧れを描き続けることです。
自分の理想を目と頭に何度も焼き付ける。
「自分はいつまでにこうなっていたい」というゴールや、理想の世界観を明確にすることで、現実との差が鮮明になる。
目標を確実に達成するには期限の設定が効果的です。
ただし、3年や5年といった長すぎる期限を設けると、目標事態が曖昧になり、緊迫感を失ってたるみます。
集中力は長く続かないので、期限は短く、目標は可能な限り細分化して、それを連続でクリアしてください。
小さな成果でも構いませんから目の前のことをとにかく本気で、全力でやろうということです。
10年もあれば人は何者にもなれます。
今こそ株を始めるべき
10年後の理想を叶えるために、私がおすすめしたいのは、断然、株式投資です。
一つ目の理由は、株が資本主義の根幹であり原則だからです。
二つ目の理由は、株を始めると嫌でも社会の仕組みに関心を持つようになるので、本業のパフォーマンスが上がります。
株を通じて学んだことを自分の生活に活かすことで、人生の質全体が向上していく可能性が高いです。
自分の資産が突発的な好材料、悪材料で爆上げ、爆下げしますから、多少のことでは動じなくなる冷静さを養うメリットも挙げられます。
あなたが本書に出会った今日が始めるべき吉日ではないでしょうか。
株という種を蒔けば3週間でも未来は動く
「株式投資といってもまとまったお金もないし、自分の人生とは無縁」と悲嘆に暮れることはありません。
・少ない軍資金でも、とにかく走り出す
・最初の1週間で株式投資の全体像を掴む
・勉強の開始と同時に、ネット証券の口座を開設
・その株を買う理由を徹底的に書き出す
少ない軍資金でも走り出す
少しでも自由に使えるお金があるならば、今すぐそれを元手に株を買ってみるのがいいです。
3万円でも5万円でもいい。
少ない金額であればあるほど心理的なプレッシャーが軽減されるので、むしろ少額からエントリーするのがベターです。
私は資産の10分の1を目安に投資しています。
最初に大きく躓くと、トラウマとなって後が続かなくなるため、株は、小さく始めて大きく育てるのが鉄則です。
最初の1週間で株式投資の全体像を把握する
軍資金の準備ができたら早速勉強を始め、株式投資の全体像をつかんでいきましょう。
そもそも「株」とは「株式会社が投資家から集めた資金に対して発行する証書」のことで、正式には「株式」といいます。
株式の保有期間中に継続的に受け取れる配当金が「インカムゲイン」、株価の値上がり益または売買差益が「キャピタルゲイン」となります。
このキャピタルゲインこそ、株式投資の醍醐味。
どんな特性の銘柄を選ぶかはあなた次第ですが、それには、株式が取引されている株式市場や市場区分の特性を知っておく必要があります。
勉強の開始と同時に、ネット証券の口座を開設
勉強の開始と同時にしなければいけないのが、ネット証券の口座開設です
これをしなければ株式投資は始められません。
取引ができるようになるまで日数を要することもあるので、初めに済ませておきましょう。
より重視すべきは操作性。
操作方法を覚えながら、知識を増やしていってください。
株式投資を始めるならば、私は日本株を軸にすべきだと考えています。
なぜならば、日本のことは、そこで暮らしている日本人が一番よく分かるからです。
その株を買うべき理由を徹底的に書き出す
最後に、3週間でこれだと思える銘柄を1社選びます。
絞り込んだ1社は、決算発表の内容がまとめられた決算短信を最低3年分、業歴の長い大きな会社であれば、できれば10年分読み込みます。
1つの銘柄に対して評価できる理由を最低3個、できれば10ぐらい挙げられるのが理想。
失敗は恥ずかしいことではなく、成長に直結している唯一の道です。
仮説の間違いから改善のヒントを掴む。
これこそが、株で上達するための鉄則です。
以上が簡単にまとめたものになります。
続きやより詳しい内容が知りたい方は、ぜひ本書「お金に愛される 真・投資術」をお読みください。